巨木学 宮 誠而
http://kyobokugaku.hippy.jp/kyobokugaku/
原寸大の縄文杉の写真を撮るなど、あたらしい写真表現にも挑戦していらっしゃる巨木写真家 宮 誠而さんの著作です。日本初の調査研究・学術書として約3000本の巨木が掲載されています。このカギカッコつきの『巨木学』ですが、巨木分類を確立し巨木に正当な評価を与えるための基準を定める学問。とのことです。
私も環境庁(当時)の巨木定義では、なかなかはかりきれない巨木が多いことを実感しておりました。この本の中でもイチョウの項で”北金ケ沢のイチョウ”についての私のコメント『環境庁の調査では漏れているが、本書のランキングでは一位』 が引用されています。巨木好きな人なら夢中で読んでしまい、また手元に置き様々な調査にも大変便利です。
幹周りのみに惑わされることなく巨木が巨木として正当に評価されることを目標とされています。まったく同感です。ぜひ、ご覧になってみてください。
巨木に逢いたい
大阪でコマーシャルフォトを撮影の傍ら巨樹・巨木を撮影されている阪田量士さんのHPです。
現在200本以上の巨木が掲載されています。
私の本も参考にしてくれているとのこと。大変うれしいですね。
一緒に撮影旅行をまわられているという奥様のブログはこちら。
二人で巨木に逢いに行く
奥様と仲良く撮影旅行にまわられている様子がうかがえこちらも幸せな気分になります。
私の亡き妻もまめに日記をつけていましたね。
どうぞ末永く巨木撮影旅行をお続けください。