私が以前追いかけていた刀鍛冶の人間国宝の 宮入行平氏
その息子で宮入小左衛門行平さん
(私にとっては本名の恵君のほうがなじみ深いですが・・・)が行っている
“第三回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会”を見てきました。
今日は恵君のギャラリートークもあり、70名以上の方が
熱心に話を聞いていました。
刀というと男性のものという感じがありましたが、
意外にもお客様の4割程度が女性で、若い方も多かったことが印象的でした。
質問コーナーにもあった話ですが
たとえ刀の作者であっても、うまく切ることはできないそうで
作刀も研磨も修練が必要ですが、
日本刀でうまく“斬る”ことも修練が必要とのことです。
意外ですね。
私が先代の鍛錬場に通っていたのは45年以上も前のことです。
そのころ小さかった恵君が、
いまや、日本刀の魅力を広めるためにさまざまな活動を
積極的に行っているのをみると、
私もまだまだがんばろうという気持ちにさせられます。
7月22日まで ホテルオークラの隣 大倉集古館で行われています。
ぜひ皆さんも足をお運びください。
『日本刀 ~悠久の美をみつめて 第三回 新作日本刀 研磨 外装 刀職 技術展覧会』
この展覧会は本年で第三回目をむかえる公益財団法人日本刀文化振興協会との共催展覧会です。日本刀文化について多くの方々に理解を深めてもらう事を主軸とすると同時に、その伝統技術の継承を担う現代刀職者を支援することも大きな目的としております。
公募作品コンクールにおいて行われた、厳正な審査の結果を基に「作刀」「研磨」「外装」各部門の受賞作品を中心に展示いたします。
なお期間中会場では、刀職者が会場説明者として待機し、日本刀の製作工程や研磨、外装についてそれぞれの専門分野の立場から説明を行いますので、来館者と日本刀文化を結ぶ役割も期待されます。
会期 | 2012年6月9日(土)~7月22日(日) |
開館時間 | 10:00 ~ 16:30(入館は16:00まで) |
休館日 |
月曜日(7月16日は開館) 開館日カレンダーでもご確認いただけます。 |
入館料 |
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大倉集古館 第三回 新作日本刀 研磨 外装 刀職 技術展覧会 HP
http://www.shukokan.org/exhibition/index.html#link01
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