鹿島神宮の祭頭祭に参加してきました。
祭頭祭とは 毎年3月9日「イヤートホヨトホヤァー」の歌にあわせて
色鮮やかな衣装を身に着けた囃人が180cmの樫棒を組んでは解き、
はやしながら町中を練り歩く勇壮なお祭りです。
奈良朝のころ、武運長久をいのって旅立っていた防人たちの
「鹿嶋立ち」の故事を表すといわれています。
鹿嶋地方に春を呼び、人々の健康や豊作を願って行われます。
毎年卜定で選ばれた地区の人々が囃人を行いますが
今年は東日本大震災の影響で実施が困難になると見込まれたため
特例という形で参加者を募って行われました。
思いがけない多数の方の応募があり鹿島宮司もうれしい悲鳴をあげていました。
私は参列という形でお祭りに参加したのですが
あいにくの雨の中、老若男女が色とりどりの衣装を身にまとい練り歩く姿は、
まさに鹿島に春を呼びこむお祭りであると関心しました。
小さい子どもたちだけの組や若い女性だけの組もあり華やかで愛らしいものでした。
これほど古くからの祭りが今も残っているのはさすが鹿島神宮です。
歴史の古さを実感できます。
銚子より古くからの友人が遊びに来てくれてうれしく思いました。
まさに『遠方より友きたるあり、又楽しからずや』ですね。
新鮮なお魚ご馳走さまです。
まだまだ、鹿島の町には地震や津波の跡が残っていますが
囃人の元気な掛け声を聞いていると人々の不幸に負けない心が感じ取れました。
東日本大震災からの復興を願うお祭りに、私も元気をもらいました。
http://www.kashimajingu.jp/wp/373.html
コメントをお書きください